「元料理人で現コンサルなラヲタ」全ての宅麺レビュー

全548件のレビュー中 276-300件目


2021年08月31日

雷のスープはコジマルと同じくちばから醤油を使ったちばからインスパの乳化タイプですが、こちらのライトは非乳化タイプで、J系としてはオーソドックスなスタイルとなっています。ただそこは心の味らしく、背脂の旨味、ちばから醤油のキリッとした塩味と酸味、キサイチ本みりんの上質な甘味といったハイソな構成で、雑味の少ない上品な味に仕上げられています。
麺は平打縮れ太麺を使用。心の味らしい、しっかりと粉の詰まったコシの強さと抜群の旨味が味わえます。
トッピングはブタが1枚で、食感を残した薄めのバラロールスライス。神豚と呼ばれる分厚いトロ豚とはタイプが異なり、ブタというより普通にチャーシューですね。J系としては物足りない小振りのサイズで、この薄さなら少なくとも2~3枚は欲しいかも。
乳化スープなら通常版、非~微乳化スープならライトと、好みによって選べるのがいいですね。

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2021年08月31日

スープはまろやかなベジポタや鶏ポタと一線を画すドロドロの豚ポタで、豚骨臭は抑えてあり、塩分は薄めに調節されています。
うねりの強い縮れ中太麺は硬めでも軟めでもスープをしっかりと拾うので、茹で時間はお好みで。
付属トッピングは脂身トロトロな豚バラチャーシュースライスとコリコリの薄切メンマ3枚。以前より量が減ったかな。
ベースは九州の豚骨を更に凝縮したようなド豚骨のネイキッドな味わいなので、ネギ、紅生姜、辛子高菜、ニンニク、ゴマ、胡椒、辛味噌といった様々な味変も楽しめるタイプです。また塩気が足りない方は本返しを作っておいて(醤油・砂糖・味醂を5:1:1で煮立てたもの&好みで化調1)小匙2~3杯程足すと一般的なラーメンの塩気に仕上げられます。

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2021年08月13日

タレは野菜の甘味とグルの旨味が強く、ヤサイや卵黄を加えるとやや味が薄まりますが、チーズ、マヨなどをトッピングすると程よい塩梅になります。黒胡椒は予めしっかりと効いています。
麺はインスパ系では平均的な太さの低加水平打縮れ太麺。ゴワムチ食感ですが、まぜそばは軟めに茹でて良く混ぜたほうがタレと油分が乳化して味が絡みやすくなります。
付属トッピングは甘口メンマ、白背脂、あとブタはウデ肉が2つですが、肉質のしっかりした赤身部分は薄めのスライス、軟らかい脂身部分は厚めのブロックと、部位によって食べやすいように切り分けられています。素敵な気遣いです。
醤油のキレはありませんが、その分様々な味変アイテムで自分好みのカスタマイズが楽しめるタイプになっていると思います。酢やレモン果汁などの酸味系も相性が良さそうですね。

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2021年08月10日

つけ汁はドロ感のある濃厚な豚骨魚介がベースで、甘海老の甘味と香ばしさが加えられています。
麺はギュっとコシの強い、全粒粉入り多加水平打太麺。
付属トッピングは板海苔、鳴門巻き、サクサク食感の小エビの揚げフレーク、香ばしく炙られたジューシーなバラロールスライスチャーシューが1枚。スープ内にも大きなゴロチャーが3個ほど入っています。
和食の手法ですが、甘海老の甘味が気になる方は、二杯酢をかけるとガラリと変わります。梅肉と山葵も甘味を抑え味を引き締めます。またニンニクも海老出汁と相性が良く、海老汁、ビスク、ブイヤベース、トムヤムクンなど様々な海老スープに使われている様に、風味アップに効果があります。

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2021年08月10日

スープはやや濁りのある動物魚介で、豚鶏の臭みはなく、白口煮干をメインとした魚介が強めに香ります。旨味は充分ですが、添加糖の甘味も舌に残ります。
麺は黄色がかった揺ウェーブ角刃中細麺。しなやかでコシもあり、スープとの絡みも上々。
トッピングはシャキシャキ食感のメンマと、しっとり軟らかい肩ローススライスチャーシューが2~3枚。
スープが甘めなのは土地柄なのかなと。九州の方はこういう味付が好みなのでしょうね。

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2021年08月10日

スープはブリブリの固形背脂とたっぷりの液状背脂が浮かぶ微乳化タイプで、醤油がキリッと強く塩分強め。
麺は幅広で厚みもある平打ち極太縮れ麺。一本一本が基本的に長く、面白いので一番長そうな麺を測ったら1㍍以上ありました(笑)茹で時間4~7分とありますが、4分だとやや芯が残る、蓮爾っぽいボキボキ麺になります。
ブタも塩気強めのバラロールが一枚。中サイズで、トロ豚ではなく食感を残したタイプ。
とにかく麺がインパクト大です。茹で時間は途中で一本食べてみて、好みの硬さか確認しながら調節するとよいです。

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2021年07月29日

スープは軍鶏丸鶏を沸かさずじっくり煮出した透き通る清湯に、芳醇な香り漂う鶏油を浮かべたもの。塩ダレは天日塩と岩塩のブレンドで、角のないまろやかなあっさり味ですが、旨味成分はグルタミン酸・グアニル酸を掛け合わせてあり、旨味は強烈で力強くどっしりしています。最初の一口目から、凄っ!という感じで圧倒的な旨味が口の中に流れ込んできます。
麺はとみ田系とあって、心の味製の平打中細麺を使用。ムチムチこりこりの食感と優しい甘味から心の味っぽさが存分に感じられます。
付属トッピングのゆずピールは主張し過ぎずフルーティーな清涼感をほんのり与えてくれます。2袋付いてきたけどデフォかな?
後はナチュラルな味付けの薄切りメンマと、黒胡椒を効かせたやや厚めの肩ロースレアチャーシューが1枚。
鶏清湯というカテゴリーの中では相当ハイレベルな逸品だと思います。

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2021年07月20日

その名の通り辛スタ満のスープに、具を豚バラ肉からたっぷりの豚白モツに変えたバージョンとなっています。玉葱もありませんが、ニラとニンニクが豪快に入っており、更にはブリッブリの大粒背脂も付属されています。
麺は二郎タイプの低加水平打ち縮れ極太麺。他のすず鬼商品同様、実店舗だと自家製麺ですが、宅麺では三河屋製が使われています。早めの二分茹でで麺を上げ、辛旨じょっぱいスープの味をしっかり吸収させ、おろし生姜入りの溶き卵に絡めてライスと共にガガガっと掻き込むと軽く飛びます。
ただ、すーさんのホルモンメニューは限定でもたまに出していますが毎回鮮度が高く、ムッチムチの弾力と特有の香りとたっぷりの旨味が詰まっていて、冷凍にするのは勿体無いくらい上質のものなので、やはり冷凍よりお店で頂くのが一番かなぁと。

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2021年07月18日

スープは武蔵家のベースとなる濃厚豚骨ですが、カエシはたまり醤油を軸とした塩辛い富山ブラック風となっており、独特の甘味とコクも感じられます。が、ベースはあくまで武蔵家なので、豚骨臭と鶏油もしっかり効いています。
麺は通常のラーメンと同じ、家系仕様の短尺平打中太ストレート。家系麺は軟めのほうが豚骨醤油スープと良く絡みますが、この富山ブラック風に関しては硬めにしてスープを吸わせたほうが味の変化を楽しめると思います。
付属トッピングはやや大きめの厚切りホロホロ肩ローススライスチャーシューが1枚と、ほうれん草と海苔が1枚。これは10枚付かないんですね(笑)あと粗挽きの黒胡椒もたっぷり付いてくるので、量はお好みで。
こってり濃厚な富山ブラックという感じで、しょっぱいものの大喜のような塩辛さはなく、食べやすいというか純粋に美味しいなぁと。あと刻んだ新玉葱をトッピングしましたが、甘味がスープの塩気と相性抜群でした。

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2021年07月18日

スープは油分が少な目であっさりしていますが、鶏出汁自体はどっしりとした旨味が詰まっています。サラサラながら胡麻とナッツの風味は香ばしく、八角がほんのり香り、黒酢のまろやかな酸味も効いています。辣油はピリ辛でやや粗挽きの花椒が活きており、鮮烈な香りと爽快感のある痺れが楽しめます。
麺は全粒粉入りの角刃中細タイプで、優しい甘味とコリコリとした食感。
炸醤は粗挽きの挽き肉と、マイルドな酸味の芽菜。肉粒が大きくブリブリで、旨味も凝縮しています。
実店舗は行列が凄いので未訪でしたが、味はかなりのレベルですね。今までお店に行ってなかった事を後悔しました。

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2021年07月18日

スープは鶏油と節の香る鶏白湯。コクはありますが、あっさり目の中濃タイプです。
麺は角刃中細ストレート。加水率はやや低めで、グッチリとした食感としなやかな喉越しを楽しめます。
付属トッピングは軟らかめの太メンマ2本と厚めのバラスライスチャーシューが2枚。
蛤とはまた異なるタイプの旨味の組み合わせとなっており、安定感のある美味しさです。

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2021年07月06日

スープは煮干の主張が強く、豚骨はまろやかで、濃厚ながら後味はあっさり。ドロドロタイプですが、ベジポタではなく米由来のトロみを感じます。合わせ味噌ダレは唐辛子によるピリ辛仕様で、野菜の甘味もあり、生姜とニンニクも効いています。
麺はカネジン製の多加水平打極太麺。麺肌は瑞々しくツルツル滑らかで、内部はコシが強くモチモチとした弾力があります。
トッピングはInスープで、脂身を落とした小判の肩ロースチャーシューが2切れ。
札幌味噌とはまたタイプの違う、煮干の効いた濃厚ポタ系味噌です。麺は冷たく締めてこそ持ち味を発揮するタイプですが、お好きな方は敢えての熱盛もアリかもしれません。

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2021年07月04日

実店舗は未食ですが、麺仲間の情報によると何でも鷹の目出身ながら味は富士丸寄りだそうで。トマティーナは出自の鷹の目の限定メニューだったので、こちらでは富士丸風のトマティーナを食べられるのかなぁと期待を寄せて。でもナルトが乗るのはNo11のオマージュかな?
スープは非~微乳化で、大粒背脂と液状背脂が厚い層を成しているのは確かに富士丸っぽく、味付アブラも付いています。トマトは目立ち過ぎる事なく、深いコクと甘味、まろやかな酸味がベースのスープとバランス良く調和しています。また塩気も強めなので、ヤサイは多めでもしっかりと受け止めてくれます。
麺はオーション使用の低加水平打縮れ麺。インスパ系ではやや細めながら、食感はゴワムチで充分パワフル。
ブタは腕肉のブロックと厚スライスが各1ヶ。1つ1つに重量感があり、また麺量もスープ量も多いので、全体的なボリュームも申し分無いです。
付属のバジルがたっぷりなのが嬉しいですね。辛揚げとチーズトッピングもトマトと好相性でした。美味しかったので、実店舗にも近々行ってみます。

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2021年06月28日

スープは鶏の胴ガラ・手羽ガラを極限まで煮込み、サンマやアジなどの節系と煮干を合わせた動物魚介の中濃タイプ。濃厚なコクと鶏油の旨味に、キレのある塩味が味をキリッと引き締めています。
麺は三河屋製麺のライ麦全粒粉入り低加水角刃中細ストレート。食感はパッツリ系で、吸い上げも良く、スープの塩味と旨味を一滴逃さず絡み取ってきます。
トッピングはゴリゴリ極太材木メンマ2本に、にんにくと黒胡椒で焼かれた鶏モモ肉1ヶと、厚切りのバラロールチャーシューが1枚。
塩味は強めですが、ついつい飲んでしまう、すーさんらしい中毒系の一杯です。

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2021年06月20日

スープは煮干と鰹がしっかりと香りますが、出汁の旨味と濃厚な芝麻醤の甘味、辣油の辛味、豆板醤のコク、スッキリとした酸味と、どれかが突出する事なく全体が非常にバランス良くまとまっています。刻みナッツの食感も良いアクセント。白髪ネギも事前に用意しておいて、たっぷりと乗せましょう。
麺はフノリを練り込んだやや平打ちの緩ウェーブ多加水中太麺で、コシが強くコリコリとした食感。
付属トッピングのチャーシューはホロホロに軟らかい焼きバラロールと弾力ある肩ロースが1枚ずつ。刻みゴロチャーもスープの中にゴロゴロと入っています。
〆はスープにご飯と温玉と鰹節を乗せて多賀野丼風雑炊にアレンジ。絶品です。

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2021年06月20日

スープは帆立がメインとなっており、茸類は風味というよりもその旨味成分を抽出する役割を担っている感じです。顆粒状の身も含まれた帆立オイルも香りが強く、塩味はとてもまろやか。岩海苔&乾燥茸フレークミックスを混ぜると旨味がグッと増します。
麺は角刃細ストレート。しなやかでややグッチリとした食感が帆立の風味とマッチしています。
付属トッピングは噛み応えを残した厚めの肩ローススライスチャーシューが1枚。煮豚タイプですが煮込みは浅く、塩ダレはよく染みていますが獣臭と筋っぽさが若干残っていました。
グルタミン酸(帆立・海藻)とグアニル酸(茸)の旨味の相乗効果が分かり易く体感出来るラーメンです。

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2021年06月15日

スープは豚と鶏の動物系醤油清湯。あっさりながら豚の旨味がしっかりと感じられ、酸味がスッキリと効いています。
麺は大成食品の多加水角刃中太麺。ツルモチ食感で、本家の縮れ平打麺とはまた異なる啜り心地の良さがあります。
トッピングはInスープで、歯応えのある短冊メンマと、弱火でじっくり煮込まれたホロホロに軟らかい肩ロースブロックチャーシューが4塊。満来系はこの大きなチャーシューが魅力ですね。
油分と塩分が割りと控え目な分食べやすさもあり、しみじみ美味しいなぁと感じる一杯です。満来系は昔から慣れ親しんだ味ですが、何度食べても飽きないですね。

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2021年06月15日

スープは魚介オンリーの淡麗系で、日によって違う魚のアラで炊くのが海神の特徴ですが、今回はその風味と多少の濁りから、真鯛、真穴子、脂の乗った平政あたりが使われているイメージでした。次の購入時にはまた違う出汁の風味が味わえると思います。
塩味はキリッとしつつも角のないまろやかな味わいで、生姜の香りもほんのり漂っています。
麺は豊華食品の低加水角刃細麺。パツ系で麺自体の旨味も優れており、かつスープにも良く絡み、これでもかと拾い上げてきます。
付属トッピングは2種。鱈と海老のつみれは海老を殻ごと挽いてあり、香ばしさと甘味ともちもち滑らかな舌触りが堪能出来ます。
鶏つくねはネギの香る優しい味わいの中に、ヤゲン軟骨のコリコリ食感がアクセントとなっています。
鮮度の面で実店舗の再現度が今一つなのは致し方ありませんが、臭みのない上品なアラの香りは充分に堪能出来ました。やっぱり焼おにぎりも欲しくなっちゃいますね。

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2021年06月06日

20年以上前に多い時は週2で通っていたお店です。和風味と呼ばれるスープは鶏ガラ、ゲンコツ、煮干、節をコトコト煮出したあっさり醤油清湯。別パックの柚子皮がフルーティで爽やかな香りを演出します。
麺は加水率低めの中細縮れ麺。柄木田製粉と浅草開化楼の特注品で、風味、旨味、スープとの一体感やプリプリの食感は有りそうであまり無い、実に個性的な逸品。
トッピングは各々分けてパックされており、ネギの香る香味油、胡麻油で炒めたコリコリメンマ、じんわりと味わい深い肩ロースチャーシュー1枚、海苔、魚粉。
昔から大好きなお店なので、与ろゐ屋の販売はかなり嬉しいです。ざるもお願い出来ませんかね?(笑)

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2021年06月06日

スープは丸鶏とガラをデリケートに炊いた、ふくよかで旨味の濃い鶏清湯。鶏油たっぷりで、煮干もほんのり香ります。カエシには岩塩のシャープなエッジを抑えるよう、岩手の甘口醤油もほんの少々使われているようです。
麺はモチモチの平打ち縮れ中太麺。カットはやや短めで、手もみの不規則なピロピロ感が楽しめます。
トッピングはInスープの鶏モモチャーシューと、フワフワ食感のキンカン、別パックの鳴門巻き1枚に、スライス面をバーナーで香ばしく炙った味濃い目の豚バラロールスライスチャーシュー3枚。
味はあっさりながらも深みもあり、スープも麺も具も多くボリューム満点。食べ応えの面では申し分ないです。

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2021年06月06日

スープは鶏油をたっぷり浮かべたクリーミーな鶏白湯。塩気も穏やかで程よい塩梅。あおさを絡めると磯の香りが前面に出てきますが、鶏の濃厚な風味がしっかりと受け止めており、旨味の相乗効果が生まれています。
麺は細麺でコリコリとした食感。やや縮れており、あおさと鶏白湯スープがよく絡みます。
付属トッピングは香ばしく焼かれた、醤油味の軟らかいバラロールスライスチャーシュー1枚。
全体的に穏やかで優しい味ですね。〆の雑炊も楽しめそうです。

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2021年06月06日

スープは鶏、豚、魚介のまろやかトリプルスープ。鯵煮干の香りがほんのりと主張しています。岩のりの風味は穏やかで、磯の香りがスープを支配する事なく、程よい調和がとれています。
麺は角刃中太麺。つるつるモチモチの熟成多加水麺で、優しい旨味が詰まっています。
付属トッピングは醤油ダレに漬け込まれた、やや厚めで軟らかいバラロールスライスチャーシュー1枚に、黒胡椒と胡麻油の香る軟らかい穂先メンマ。
魚介一辺倒にならず、各々バランスの取れた、まとまりのある味となっています。

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2021年06月03日

スープは薄口醤油のあっさり清湯ですが、讃岐うどんの出汁のように白口煮干の風味が強く効いています。ただ丁寧に下処理されているので、苦味や臭みはありません。また味的に大羽を使っているようで、しらすのような甘味と風味も感じられます。そこに豚背脂の旨味を乗せる事で、味をラーメンらしく寄せています。
麺もうどんに近い超多加水の熟成平打ち縮れ麺。うどんの特長をそのまま中華麺に移行したような、表面ツルツル食感モチモチの喉越しと歯切れの良さ。熟成麺なので麺自体の旨味も申し分ありません。
付属トッピングはコリコリと歯応えの強い薄切りメンマと、低温調理の豚肩ロースチャーシュースライスが3枚。塩と醤油で漬け込んだ感じのシンプルな味付けで、素材の味が充分に活かされています。低温調理なので、ぬるま湯解凍か自然解凍が好ましいです。
伊吹いりこの出汁と熟成多加水麺の組み合わせという事で、讃岐うどんの長所をそのままラーメンに取り込んだような、無駄の無い、非常に完成度の高いラーメンだと思います。

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2021年05月31日

タレは鶏をベースに白すり胡麻と醤油と辣油を合わせたオーソドックスなタイプ。まろやかですがピリッと辛く、胡麻のローストの香りが活きています。
炸醤はタレと一緒になっていますが、実店舗よりも量が少なめで、粒も細かく食感に乏しいものの、優しい旨味が詰まっています。
麺はさがみ屋製麺の平打ち中太麺で、もっちりとした食感が炸醤の旨味とマッチしています。
付属トッピングはカシューナッツと干し海老が一緒にパックされていますが、ナッツは軽くマリネされているようで、ややしっとりな食感。花椒は赤青ミックスでスッキリとした痺れと香りが楽しめます。
お取り寄せという事で全体的に無難にまとめられていますが、実店舗のような味のカスタマイズ性に乏しい分、辛さも痺れも中途半端で、若干没個性に感じてしまいました。麻辣味のトッピング量にはもう少し幅を持たせても良い気がします。

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2021年05月31日

さんすけでは定期的に味の変更が行われており、スープは以前のキレとパンチの強い非乳化豚骨から、現在は鰹と鯵煮干の出汁が上品に効いた、関西寄りのあっさりタイプになっています。そこに付属トッピングの魚粉を加えると、風味豊かな煮干の香りが上乗せされます。
麺は薄く滑らかで幅広いきしめんと違い、しっかりとした厚みと粉の詰まったコシのある平打うどん。打ち粉がたっぷり付いているので、叩き落としてから茹でると吹き零れを防げます。
肉は軟らかい豚バラスライス煮で、以前の甘辛い濃口から、現在は出汁の風味を壊さぬよう穏やかな味付けに変わっています。
脂もやや浮いているので普通のうどんに比べれば多少の重さはありますが、二郎の面影は完全に消えており、今は普通に只の「肉うどん」となっています。ウドンもツユも口当たりが良いので、もう半玉くらいは余裕でいけそうです。

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