元料理人で現コンサルなラヲタ

40代/男性

・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・プラチナ会員ですが抽選販売は直近29回中26回落選、新商品は全滅で毎回先着販売で買っています。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。コツとしては思い切って麺を取り出してレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。

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2024年10月23日

スープは超大量のトマトを使った無水出汁に煮干と一等級昆布を惜しげもなく使った採算度外視の旨味凝縮スープ。
煮干、節、昆布の濃厚ながら上品な旨味と、湯剥きしたフレッシュトマトの爽やかな甘味と仄かな酸味が、
雑味のないクリアで洗練された極上の味わいを生み出しています。
 
麺は三河屋製麺のスクエア型低加水角刃細ストレート。
ポキパツな歯切れの良さが特徴的で、やや硬めに茹であげることでスープを吸い上げ、丼内の一体感と食感の変化も楽しむことが出来ます。
 
付属トッピングは豚バラチャーシューの縦スライスが1枚。
ボリューム感のある厚切りで、脂身も赤身も箸で簡単に切れるくらいプルプルトロトロに軟らかく煮込まれています。
 
トマトの青臭さと煮干の磯臭さが互いをバランス良く打ち消し合い、煮干には苦みやエグみもなく、油分も抑えめで、
トマトと合わせた事によりすっきりあっさりまろやかな味わいへと仕上がっています。
 
水出しも行っているのだと思いますが、個人的にはトッピングや麺さえもスープを濁らせるように感じてしまうほどの外連味ない味わいで、
淡麗かけソバ同様に麺や具をスープに入れる前にまずは素の状態を数口ほど味わっておく事をお勧めします。

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