2020年06月15日
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40代/男性
・仏伊中印料理の元シェフで、現在はコンサルティングに携わっています。
・宅麺は主に製麺・スープ開発の参考用に利用しています。
・麺の加水率やスープの甘い、塩っぱい、辛い等は主観ではなく、全て検査器により数値化した絶対値及び相対値を元にコメントしています。答え合わせのご参考に。
・味覚検定チョコEASY・NORMAL・HARD全問正解(全問正解率1%)
・ラヲタ歴35年以上、春木屋・丸長・土佐っ子の味で育ち、家系直系・二郎直系・東池袋大勝軒直系は何周もしている元ガチ勢です。
・プラチナ会員ですが抽選販売は直近29回中26回落選、新商品は全滅で毎回先着販売で買っています。
・麺が解れない原因は強く固めているからではなく、打ち粉が少ないか、配送時の結露による麺表面の糊化が考えられます。コツとしては思い切って麺を取り出してレンチンし、軽く解して茹で直すと解決出来る場合があります。
2020年06月15日
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スープは鶏白湯と煮干がベースとなっており、鯖節は弱めながら魚粉感のあるタイプです。旨味はやや少なめでコクも薄いですが、野菜や砂糖の甘味を底上げに使う事で旨味が強いように感じさせるというカラクリが施されており、柚子ピールの清涼感でクドさは緩和されていますが、喉の奥に酸味と甘味が若干残ります。
麺は全粒粉の低加水中太ストレートで、伸びやすいため硬めに茹でないとコシが弱くなりますが、モチモチの弾力はスープと良く合っています。
付属トッピングはやや幅広のメンマが3本に鳴門巻きが1枚と、チャーシューは繊維質が強くギシギシと噛み応えのあるモモスライスが1枚。
全体としては、スープには色目ほどの濃度もなく出汁の片寄りもないので、老若男女に愛されるタイプだと思います。