「元料理人で現コンサルなラヲタ」全ての宅麺レビュー

全548件のレビュー中 401-425件目


2020年09月21日

ベースのつけ汁、麺、量、トッピングは通常のつけ麺と同じですが、こちらにはつけ汁に揚げニンニク入りのラー油が加えられており、辛魚粉が別袋で付いてきます。このラー油が既に充分辛く、辛魚粉は加えてもそこまで劇的に辛味が増加する訳でもありません。
なお説明書きにはトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー使用とありますが、これは昨年バージョンで、今年の灼熱には日本で一般的に流通している「天鷹種」という、中国産の栃木三鷹唐辛子が使われています。なので昨年のような兵器レベルのガチな破壊力はなく、井の庄の辛辛魚が好きな方なら余裕だと思います。
ただドロついた粉っぽい辛味つけ汁が麺にしっかり絡んで運ばれてきますので、啜るとむせます。

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2020年09月19日

スープは生醤油及び再仕込醤油ブレンドのコク深いカエシを合わせた無化調淡麗鶏清湯。白河ラーメンがベースとなっているらしく、ふくよかでどっしりとした鶏の旨味とまろやかで香り高い鶏油が余韻として残ります。実店舗では2年前の移転前に最後に頂いていますが、味のイメージが若干異なっていました。昆布追加以外に地鶏のブレンドも変えたのかな?
麺は麺屋棣鄂のしなやかで風味豊かな平打ストレート中細麺。規定の時間を守りしっかり茹でる事で麺本来の香りと食感が生み出されます。
本品は付属トッピングの無い素ラーメンの為、味より量重視な方には不満が残るかもしれませんが、価格的にはチャーシュー1枚くらい付けてくれてもいいかなと思いました。ただ市販のメンマや海苔ネギ青菜など、香りや味の強いトッピングを加えてしまうと、折角のスープの味も風味も壊す事になるので注意です。

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2020年09月12日

煮干の出汁に濃口醤油のカエシと豚背脂の甘みが交わった独特の風味が特長の燕三条系ですが、こちらのつけ汁はつけ麺様に煮干をマイルドに効かせ、酸味と甘味と柚子皮をほんのり加えて油分のクドさを抑えてあります。
麺は自家製の角刃緩縮れ中太麺で、プリムチの食感。
Inスープのトッピングは薄長コリコリメンマと噛み応えのあるゴロゴロバラチャーシューと大きめの刻み玉葱。
濃い目の塩味は背脂の甘味で和らげてありますが、水分の多い野菜などを加えると出汁まで薄まり味がぼけてしまうので、自分で具材を追加するとしたら茹で卵か海苔か長葱玉葱程度にしておいたほうがいいですね。
燕三条系のエッセンスは残しつつも麺もスープもアレンジが施されたクリエイティブなつけ麺ですが、背脂がないと成立しない味なので、燕三条系が好きな方は追い背脂をすると更に好みに近付くと思います。

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2020年09月12日

年に数回の特別メニューですが、すず喜がオープンする前にはとらのこグループの麺酒やまのでも限定販売されていました。
麺は三河屋製麺の平打太麺ですが、今回はストックしてあったちばから麺を使って今年2月の先着限定バージョンを再現してみました。
作り方は、丼にトマトソース、麺、カレー、シュレッドチーズの順に盛り、バーナーでチーズを焼き、生クリームを適量垂らして完成させます。
カレーは濃厚なブラウンソースでドロドロに仕上げられたポークカレーで、具にはほぐし豚がゴッソリたっぷり入っています。塩味甘味が強めですが、丼底のトマトソースを途中で混ぜると酸味で甘味辛味が中和されまろやかな味わいに変化します。タバスコも好相性です。
カレーの残りはご飯にかけてカレーライスにすれば2食分楽しめます。

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2020年09月08日

スープは豚骨と鶏ガラの動物系と白口煮干のふくよかな風味が活きた魚介系のWスープに白醤油と化調で旨味を乗せた塩ダレと大きな背脂粒の甘みが重なります。
背脂はチャッチャ系や燕三条系や二郎系のようにトロトロに煮崩したものと違い、形を崩さず大きめに挽かれてあり、ブリブリの食感を残してあるのが尾道系の特徴です。
麺は切刃22番手くらいの角刃平打中細麺で、尾道ラーメンでは細めの部類ですが、スープの吸い上げが良く、コリコリの歯応えからモチモチとした弾力へと食感の変化を楽しむ事が出来ます。低加水麺なので硬めに茹でるのがコツですね。調理時間は3分から3分半とありますが、1分半くらいが丁度良いです。同店の醤油の麺と形状や太さは同じですが、麺肌は塩のほうが滑らかです。
付属トッピングはコリコリの薄切りメンマと、弾力のあるクラシカルなモモスライスチャーシューが2枚で、1枚はバーナーで表面を香ばしく炙ってあります。
喰海は醤油も塩もやや薄口の清湯ですが、優しさを求めるなら醤油、パンチを求めるなら塩のほうが好みに合うかもしれません。

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2020年09月08日

スープは豚骨と鶏ガラの動物系と白口煮干のふくよかな風味が活きた魚介系のWスープに醤油ベースのまろやかなカエシと大きな背脂粒の甘みが重なります。
背脂はチャッチャ系や燕三条系や二郎系のようにトロトロに煮崩したものと違い、形を崩さず大きめに挽かれてあり、ブリブリの食感を残してあるのが尾道系の特徴です。
麺は切刃22番手くらいの角刃平打中細麺で、尾道ラーメンでは細めの部類ですが、スープの吸い上げが良く、コリコリの歯応えからモチモチとした弾力へと食感の変化を楽しむ事が出来ます。低加水麺なので硬めに茹でるのがコツですね。調理時間は3分から3分半とありますが、1分半くらいが丁度良いです。
付属トッピングはコリコリの薄切りメンマと、弾力のあるクラシカルなモモスライスチャーシューが2枚で、1枚はバーナーで表面を香ばしく炙ってあります。
喰海は醤油も塩もやや薄口の清湯ですが、優しさを求めるなら醤油、パンチを求めるなら塩のほうが好みに合うかもしれません。

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2020年09月06日

虎ノ門店が会社の近くにあるので飲んだ後に幾度となくお世話になってますが、最近はご無沙汰&割引セールだったので反射的に購入。
麺は三河屋製麺のオーションを使ったスクエア寄りの平打弱ウェーブ太麺。量は多いですが、実店舗では麺少なめで頂いているので、家では家族とシェアして頂きました。
ブタは軟らかいバラブロックを厚めにスライスしたものが3枚。バラロールやウデ塊に比べれば小ぶりですが、ブロックタイプであれば平均的なサイズです。
付属トッピングの唐花は唐辛子と揚げニンニクのブレンド調味料で、辛味と香ばしさが加わります。
背脂は網で濾して細かくするラーショ式で、豚骨臭もインスパ系の中では比較的強く、化調も多め。久留米式の呼び戻し製法で仕込まれており、スープ自体は非乳化ながら二郎とは全く別物で、カエシの醤油感で二郎っぽく寄せているイメージ。昔は微乳化スープのストレート平打麺でしたが、数年前から現在の形に変わっており、説明書きのクリーミーという言葉に釣られるとイメージが食い違うと思います。
ただ二郎直系を食べ慣れている方なら逆に割り切って楽しめると思いますが、通販オンリーの二郎直系エアプな方だと他の二郎インスパ系商品との比較になるので、ややシビアな評価になるかもしれません。

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2020年09月03日

スープは鶏白湯に練り白胡麻を溶いたオーソドックスなタイプですが、付属の辣油は肉桂、八角、小豆蔲、花椒などが香る本格的な香味辣油となっており、中国料理店で出している日本式担々麺みたいな感じになっています。ただ麻辣味は弱めなので、刺激を求める方は唐辛子と花椒をお好みで。
麺は中加水のストレート細麺ですが、備長炭が練り込まれている為、麺の黄色と炭の黒色が混ざり合ってやや緑がかっています。
甘めの炸醤も量がありなかなかの存在感。
ちなみに白胡麻担々麺全体に言える事ですが、芝麻醤は熱が上がり過ぎると胡麻と油が分離しますので、湯煎のお湯は沸騰させないのがコツです。
沸騰させずに温め、開封前に軽く振れば、スープと胡麻と油が一体となったまろやかな仕上がりとなります。

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2020年09月01日

つけ汁はトロトロ乳化スープに大きな背脂粒がたっぷりと浮いたコテコテでまろやかなタイプ。
麺は平打ストレート太麺。もみ洗いすると表面はツルツル、中はモチモチとした、微妙に乾麺うどんっぽい食感になります。
トッピングは大きくて厚みのある軟らかいバラスライスが2枚。
という訳で、つけ麺もラーメン同様に二郎インスパイアではなく、雷本店インスパイアとなっています。
ちなみに麺は340gと2~3人分あるので、家族でシェアして頂きました。胃のキャパは一般人レベルなので、1人じゃとても食べきれません(笑)
つけ汁もラーメンのスープくらい大量にあり、麺の絡みもイマイチなので、飲んだり豪快に啜ったりしなければ、2人で分けても充分足りると思います。

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2020年08月31日

実店舗では二郎系のように野菜マシ、ニンニクマシが可能で、野菜はスープでクタ気味に炒め煮していますが、スープの塩分は強めなので、自宅での再現調理でもやや多めの野菜で煮ると丁度よい塩梅になります。調理が難しい方は炒め野菜や茹で野菜を乗せるだけでも充分美味しく頂けます。
スープはトロトロの豚骨ベジですが、店主の出身である花道と違い淡色味噌ではなく赤味噌と白味噌をブレンドしてあり、味噌自体が濃厚で、花道よりも攻めた感じ。
麺は短めの多加水太麺で、硬めでも軟めでもスープとよく合います。
付属トッピングは大判のバラロールスライスが1枚。
麺が終わった後はご飯と溶き卵を入れて軽くレンチンすると、美味しい味噌おじやとして楽しめます。

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2020年08月29日

鶏油もしっかり混ざり合ったド乳化トロトロの鶏白湯。魚介は旨味の掛け算に使われている程度で、とにかく鶏の旨味と油感とゼラチン感が丸ごとパワフルに押し寄せてきます。所々で香る柚子が爽やかでいいですね。
麺は全粒粉配合のもちもち太麺。量は300g位あり約2杯分のボリュームなので、2人でシェアして丁度良かったです。
トッピングは棹と穂先の一本メンマにしっとり柔らかい蒸し鶏胸肉が2枚。
とにかく鶏の濃縮感に溢れた、鶏尽くしなつけ麺です。

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2020年08月28日

通常の味噌ラーメンよりも甘味旨味が抑えられ、酸味がほんのりと感じられます。
辛味は唇がヒリつくレベルで、強すぎず弱すぎず程よい刺激。
トッピングのチャーシューは弾力のあるバラブロックスライスが3枚。
味噌と辛味噌は辛味の有無だけではなく味もやや異なるので、人によって好みもあると思います。

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2020年08月26日

スープは鶏ベースで、豚骨と魚介を下支えとした濃厚清湯。とみ田のような魚粉感は無く、鶏油が効いたコク深い旨味の凝縮したスープ。化調も微妙に感じられますが、ベースがしっかりしているので嫌味はなく、良い具合に旨味の後押しとなっています。
麺は中加水の中細ストレートで、甘みがありツルっと滑らかでシルキーな食感。
トッピングはInスープで、コリッコリの極太角材メンマ3本と、アンデス高原豚を使いホロホロに軟らかく煮られた厚スライスのバラロールチャーシューが1枚。
鶏油と山水地鶏と春よ恋の組み合わせなので、とみ田の下地に支那そばやっぽい面影も感じさせるような、味わい深い一杯となっています。
とみ田にせよ雷本店にせよちばからにせよ、セントラルキッチンでこれだけの味を作れる心の味食品の生産技術は本当に凄いですね。

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2020年08月22日

スープは鶏ガラと魚介の清湯にたまり醤油のカエシとラードを合わせてあり、富山ブラックというよりも昔ながらのあまうま中華そばにテーブルコショーをぶっかけたイメージ。
大喜のような塩辛さはないので、ライス片手にという感じでもなく、普通にスープを飲めるレベルの塩分です。
麺は菅野製麺所の多加水手もみ平打太麺でグチピロの食感。
付属トッピングは角材メンマと極厚バラスライスチャーシュー2枚で、味付けはやや甘口。
灯花グループのお店ですが、麦の花の実店舗は昨年に閉店していましたので、麦の花ブランドの販売は灯花セントラルキッチン製の通販に限られているようです。

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2020年08月19日

山椒の季節なので気分的に購入してみました(笑)
スープは鶏ガラと豚骨をベースとした白湯に芝麻醤と香味辣油をあわせたトロみのある日本式のタイプで、山椒は程よく香る程度で痺れは弱く、辛味もマイルドです。期待していた青山椒より花椒のほうが香っていますね。
麺は低加水のしなやかな細麺で、スープともよく絡みます。
四川風とは異なり本格的な麻辣味を求める方には向きませんが、胡麻が好きな方、刺激が得意ではない方など安心して楽しめると思います。

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2020年08月14日

麺は低加水平打縮れ太麺。オーション麺なので、やや色が黒く、強い歯応えがあります。ブタはブリブリ食感の大きな腕肉が1塊。味付背脂も付いてきますが、カエシ自体はやや少量で比較的薄味なので、脂のベタベタ感を存分に感じられます。ただチーズやマヨネーズなどのカスタマイズを好む方は味の弄り甲斐があるかもしれません。

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2020年08月13日

付属トッピングにはチャーシュー3種(バラの煮豚、肩ロースの焼豚、鶏モモの蒸し鶏)と、メンマ2種(棹と穂先)と、あと馬路村の柚子果汁と柚子皮が現在はスープと別包で付いてきます。
まずはスープをそのまま口にすると、有機白醤油の甘味、大山鶏と宗田節の旨味が口内一杯に広がってきます。
柚子は別包なので、折角なので2回に分けて加えてみましたが、1回目では柚子の酸味と宗田節の調和を、2回目では果汁の甘味と出汁全体のまろやかな口当たりといった感じで、実店舗では味わえない宅麺ならではの味のグラデーションを楽しむ事が出来ました。
麺は全粒粉入りの中細ストレートで麺をしっかりと運んでくれますが、酸味が苦手な方は、柚子果汁を自分好みの量に調節してみるといいですね。

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2020年08月12日

醤油のたった微乳化豚骨スープ、味付背脂、ゴワゴワの自家製強縮れ平打太麺、腕肉を使った大判で厚めのブリブリなブタ1枚。
店主は白山の旧夢を語れ東京から独立された方で、スープも麺もブタも大体似たようなイメージです。
今回は液状背脂が比較的少なめでカエシが鋭いタイプでしたが、今年の3月にオープンしたばかりの新店で、まだ微調整の段階かもしれないので、半年後くらいにリピートしてみようと思います。

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2020年08月12日

 薄琥珀色の透き通ったスープは濁らせないよう中温でじっくり煮出されており、鶏の土台にふんわり煮干が漂っています。カエシには角のない五島海塩と化調が効かされているので、旨味を強く感じられるようになっています。
 ただ、うえんでといったら有名なのは会津山塩ラーメンと手打ちの多加水平打縮れ極太麺のほうで、こちらは普通の塩ラーメンと中太麺のほうですが、味は無難にまとまっています。
 付属トッピングは煮豚状のバラブロックスライス3枚とメンマ3本。
本品は本店ではなく山鹿店のほうで、実店舗も会津出張が多かった頃に何度かお邪魔しましたが、自分はやはり会津山塩と極太麺のほうが好きだったので、そちらのバージョンも出してくれたら嬉しいなぁと。

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2020年08月10日

通常の醤油ラーメンはスープとカエシと鶏油が別パックに分けられていますが、こちらは全て合わせた状態でパックされています。
といってもスープ自体はオリジナルの醤油ラーメンと同じもので、豚骨をメインに鶏ガラと野菜をアシストに加えたクリーミーな乳化タイプとなっており、出汁自体の風味に変化はありませんが、カエシに鰹節を加える事でほんのりトンギョ感を出しているようです。
麺も醤油ラーメンと同じ平打ウェーブですが、このスープなら酒井より丸山の麺のほうが合うような気がします。
付属トッピングもラーメンと同じで、大判の肩ローススライスチャーシュー1枚と海苔3枚とほうれん草の3点。
家系ラーメンの枠組みはあくまでも崩さず、その上で鰹をデリケートに重ねてあるので、マタオマ系のように節をしっかりと効かせた豚骨魚介を期待していると、イメージと多少異なるかもしれません。

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2020年08月08日

無鉄砲グループのつけ麺専門店で、宅麺でも販売している無極の姉妹店となります。
なので味も無極と似たタイプで、スープはドロドロの超濃厚豚ポタ、麺はモチモチの多加水平打極太麺、付属トッピングは柚子皮と板海苔とコリコリの薄切メンマと香ばしい炙り角材チャーシューがたっぷり。
豚骨臭は無極ほど強くもなく、甘味酸味にも頼らず、塩気も控え目で、ハカテン風に言うとまさに「コーヒーで言えばブラック」状態ですので、無極同様にゴマ、ニンニク、紅生姜などの調味料をブーストしても美味しく頂けます。

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2020年08月06日

スープは札幌赤味噌をベースにブレンドした焼き味噌ダレを豚骨白湯で溶いてあり、純すみ系と違いラードとスープが一体化しているので色が白みがかっており白味噌が強そうに見えますが、白味噌ベースのような甘味はなく、塩味もまろやかでこってり濃厚なスープとなっています。
麺は札幌ラーメンならではの多加水モチモチ弱縮れ太麺。まるは製麺所と聞いていましたが、聞き覚えがあると思ったら、札幌ラーメン横丁の熊吉の製麺所ですね。
トッピングのブタは小ぶりながら極厚のバラロール1塊とバラ角切が5個。
二郎系というよりも札幌ラーメンをG系(ガッツリ系)にアレンジしたタイプですね。

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2020年08月06日

銀座店で黒ゴマ汁なしと一七五郎まぜそばを頂いた事はありますが、汁ありを頂くのは今回が初です。ただ本商品は黒ゴマではなく金ゴマのほうですね。
お店では痺れと辛さのレベルが選べましたが、宅麺は両方とも少なめ位のレベルだと思います。
麺は多加水の中細ストレート麺、スープは鶏白湯と芝麻醤を合わせた日本式でややサラついており、スッキリとした酸味があります。また豚挽肉の炸醤からは豆板醤、豆鼓醤、甜麺醤の甘味と風味が感じられます。
中国の汁麺タイプは鶏と牛ガラの素を使う店が多いのでコク深く感じられるものの、こちらは鶏ガラスープに調整を加えた日本的な味なので、四川の調味料に日本のラーメンを合わせたオリジナルの担々麺、という解釈になると思います。ただホントに無化調かなぁ?普通に化調感じるけど・・・。
付属トッピングは湿気気味のカシューナッツと干海老と粉末の赤花椒。花椒は少量ですが、慣れていない方は少しずつ足したほうがよいと思います。

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2020年08月06日

先日実店舗でたれそばを頂きましたが、ラーメンは数年振りです。ここはまぜそばが有名ですが、ラーメンもジャンガレ系ファンならお馴染み破壊力満点の味ですので、天地返ししない派の人もこれに限っては天地返し推奨です。
カネシ緑ラベルのキレのある濃口なカエシと豚感の強い微乳化豚骨醤油スープに、その表面を厚く覆う大量の液体背脂とプルプルの味付固形背脂、やや平打縮れタイプの暴れん坊なムチゴワ極太麺、そして子供の拳くらいはある超特大の豚バラロールがドスンと1塊。ブタはかなり厚みがあるのでしっかり湯煎しないと中まで熱が通らないので注意です。
名物サイドメニューのコッコマンは生卵2個に生姜と玉葱を刻んで加えれば再現可能です。脂と塩辛いスープを纏った麺を絡めると、そこにシャキっとした食感と清涼感を与え、且つ味をまろやかにしてくれるという有能アイテムとなっています。

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2020年07月26日

スープは野菜オンリーで、キャベツ、じゃがいも、玉葱、人参、にんにく、豆類などの野菜類及び穀物類を、温度管理の上じっくり時間をかけて煮出しており、出汁ガラをミキサーにかけただけの一般的なベジポタとは作り方が異なっているようです。なのでラーメンスープというよりも、フレンチで言うフォン・ド・レギュームを長時間ミジョテしたイメージでした。
具には赤エンドウ、青エンドウ、ヒヨコ豆、枝豆、オクラが使われており、トマトの酸味と野菜類の甘味と豆類の旨味と唐辛子の辛味が融和した、まろやかで刺激的な味わいとなっています。
またシュレッドチーズは別袋なので、ヴィーガンの方でも一応大丈夫そうです。
麺はモチモチで弾力のある中加水中細麺。
スープに使用している塩分自体は少な目なものの、野菜の甘味の対比効果で薄味には感じず、麺と合わせても物足りなさは無く、自分が元々伊料理出身という事もあり個人的には大好物の系統でした。今度は〆に茸と発芽玄米を入れて楽しんでみようと思います。

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