「元料理人で現コンサルなラヲタ」全ての宅麺レビュー

全548件のレビュー中 126-150件目


2023年04月17日

タレはポン酢によるキリリとフルーティな酸味を中心に、旨味とラードのコクが全体をまとめています。
ジャンルとしては汁なしというより油そばです。
混ぜ方が少なくタレがシャバシャバに残った状態だと酸味も強く効きますが、
しっかり混ぜてタレと油をトロトロに乳化させると旨味と調和して酸味がまろやかになります。
麺は平打ストレート太麺で、一般的な二郎系の中では比較的加水率が高めのツルツルモチモチとした食感。
麺を水で洗うと冷やし中華スタイルになりますが、麺を冷やし過ぎると油が固まりニンニクも辛くなるので温度に注意です。
付属トッピングのブタは二郎系ではやや薄めのバラロールスライス2枚、フライドオニオン、辛味の少ない韓国産唐辛子。
トッピングは白ネギがよく合いますが、一般的な汁なしと違いヤサイや生卵は味がボケるため実店舗でも乗せられません。
ポン酢の酸味を純粋に楽しみましょう。

4

2023年04月17日

タレは汁なしといってもラーメンの乳化スープが使われているものと違い、醤油ダレとラードを混ぜ合わせて頂く油そばタイプで、コクと旨味と黒胡椒のピリッとした刺激が効いた比較的オーソドックスな味わい。
麺は平打ストレート太麺で、一般的な二郎系の中では比較的加水率が高めのツルツルモチモチとした食感。
付属トッピングのブタは二郎系ではやや薄めのバラロールスライス2枚、フライドオニオン、鰹節。
他のインスパ系汁なしほど塩分濃度は高くなく、トッピングのヤサイはF系らしく茹でキャベツのみを乗せる前提とした濃さとなっていますが、モヤシも乗せたい方はご自由にといったところです。

1

2023年04月17日

スープはややとろりとした豚ベースの動物系白湯。しっかりと乳化した油分からはバラ脂っぽい旨味と香りが感じられます。
ゼラチン質も溶け出したコラーゲンたっぷりのまろやかな口当たりで、塩味、旨味、甘味も各々調和しています。
麺は中加水のもちもち角刃中太ストレートで、スープとのバランス、絡みも上々。
付属トッピングは茎と穂先の繋がった1本メンマ、厚めにスライスされた肩ロースのレアチャーシュー2枚。
低温調理なので流水解凍するとよいです。熱湯湯煎してしまうと味も香りも崩れて調理ミスします。
豚骨はガラ粉が沈むくらい力強く煮込まれていますが、風味を残しつつ臭みはしっかりと消されています。
鶏の出汁もしっかりと出ていますが、家系とはまた違ったタイプの、まろやか中濃な関東風豚骨醤油ですね。

1

2023年03月27日

タレはちばからの乳化スープをベースにラー油を加えた甘旨辛のバランス型。
そこにちばから麺と材木カットのブタを加えてあります。

再現調理するならたっぷりのネギと温泉卵は必須、
またほうれん草、海苔、刻み玉ねぎ、チーズなどもよく合います。

フォーマットとしては、「油そば」ではなく「汁なし」ですね。
ブタは宅麺CK製の別商品と違って出来が良く、総合的に見ても美味しかったのですが、
6年前に市原本店で頂いたものと比べると旨味のインパクトと出汁感がやや弱く、特に麺には明らかな違和感を覚えました。
ただ、冷凍用に色々変えているのかもしれませんね。

0

2023年03月27日

スープはスタイル的にはオーソドックスな醤油清湯で、構成自体も鶏と豚と水といった超シンプルなものですが、
ゼラチン質がしっかり溶け出している事で非常にコク深く、またカエシにも色々な仕掛けが施されており、
やや多めのラードと相まって重厚感のある味わいとなっています。

麺は中加水の角刃縮れ中細麺。
ハナマンテンの強いコシとプリプリの弾力がスープとバランス良く調和しています。

トッピングは絶妙なミディアム食感のメンマと、しっとり柔らかく程よい弾力の厚スライスチャーシューが2枚。

出汁そばも充分美味しいのですが、ハンクラといえばやはりパレットがフラッグシップだと思うので、
出来れば肉々しいヤツも出してもらえると全国の皆さんも大喜びすると思います笑

7

2023年03月20日

スープは禅のベースとなる鶏と野菜の白湯に豚骨を強く効かせたド乳化タイプ。
背脂粒も浮いたまろやかな味ながら、グルの旨味がかなり強く、塩分濃度計も二郎系標準値を軽く超える結構な数値を出していました。

麺は全粒粉入りの中加水角刃中太ストレート。ワイド型の緩ウェーブで、インスパ系では珍しい細さ。
モチモチとしていますが、量が多い分中盤以降はヤワめになります。
美味しい麺ですが、相性的には鶏白湯向けで、一般的なインスパ系とは別のタイプですね。

ブタはしっとり香ばしい豚バラロール3枚。薄めのスライスなので、ブタというより普通にチャーシューです。

一応インスパのG系(ガッツリ系)ではありますが、スープにせよ麺にせよブタにせよJ系(二郎系)とは完全別タイプなので、二郎っぽさは期待せずに、禅ベースのオリジナルとして楽しむのがよいと思います。

1

2023年03月20日

スープはややオイリーでとろりと濃厚な動物魚介。比内地鶏の特長である脂の甘味と旨味の強さがつじ田の個性としても表れています。

麺は三河屋製麺の、コシの強い多加水角刃太ストレート。

付属トッピングはしっかりと醤油ダレの染み込んだ香ばしい肩ロースチャーシュースライス1枚と、甘みとコクのあるシャキシャキ食感のメンマ。
かぼす果汁と原了郭の黒七味はスープに入れず麺にかけるのがつじ田スタイルです。
麺に直接加える事で、香ばしさに加え味を引き締めると共に、麺自体の甘味も引き出してくれます。

宅麺内では銀座いし井がつじ田出身なので、いし井がお好きな方なら間違いないと思います。

8

2023年03月20日

スープは鶏のクセや繊細な匂いまでも全て凝縮した極濃鶏白湯。
ゼラチン質によるまったりとした口当たりで、まろやかながら塩味酸味もキリッと通っており、幾通りもの様々な旨味が飽和状態となっています。
鶏油はトリュフオイルがほんのり香る上質なコク深さで、ラーメンとしての形を崩す事なく鶏の風味と調和しています。

麺はもちもちなめらかな角刃中細ストレート。春よ恋の特長が詰まった、甘みのある超絶品。個人的にはこの麺のクオリティに一番驚きました。

全体的には、とみ田らしいけどとみ田らしくもなく、蔦っぽいけど蔦っぽくもない、味の多様性を持った逸品だと思います。

黒王と天草大王は私も好んでよく使っていますが、各々の特長である風味、甘味、旨味の深さがとても解りやすく抽出されています。

1

2023年03月06日

スープは鶏ベースのあっさり醤油清湯。再仕込み醤油の深い黒みが特徴的で、コク、旨味、酸味が綺麗に調和した、非常に柔らかくまろやかな味わい。
ここに鶏油を浮かべると芳醇な香りが立ち上り、キラキラと輝く美しい色合いが完成されます。
またここのスープはEVオリーブオイルとの相性も抜群で、小さじ1杯ほど加えるとより高い香りとコクが生まれます。

麺は麺屋棣鄂の角刃中細ストレート。
細さや長さも緻密に計算された特注麺となっており、加水率はやや低めで、小麦感が強く、しなやかで存在感のある歯触り。
またスープをしっかりと吸い上げる事により、色と味が徐々に変化してゆきます。

付属トッピングはしっとり瑞々しい鶏むねレアチャーとすっきり爽やかな味わいの穂先メンマ。鶏肉は低温調理なので、湯煎せずに体温以下のぬるま湯でゆっくり解凍するとよいです。

スープもトッピングも実店舗とやや異なる冷凍仕様でしたが、それでもお店のイメージは充分に感じられると思います。
お気に召した方は是非実店舗に行かれてみて下さい、実物の完成度の高さに驚くと思います。

0

2023年01月30日

スープは味噌ダレとスタ満の非乳化豚骨を合わせた、コッテリかつキレのある濃厚味噌味。
付属のアブラは唐辛子とニンニクの効いたほぐし豚入りのピリ辛背脂となっています。
麺は二郎ライクな低加水平打極太麺で、うねりの強いゴワムチ食感。
具は角切りの豚バラ肉、ニラ、玉葱、ニンニクがスープと1:1くらいのボリュームで入っており、
豚バラはチャーシューのような軟らかいタイプではなく、噛み応えのあるブリッブリ食感にされています。
具はおかず、麺もおかず、味噌スープは汁物になるので、あとはご飯と生卵を用意すれば一汁三菜の定食の出来上がりです。
ネギ、海苔、ニンニク、生姜、唐辛子、胡椒、花山椒など好みのトッピングも用意して、自分の好きなように頂きましょう。
私は今回は狭山ヶ丘分店の笑店スタ満を意識して、温豆腐を入れてみました。メチャ合いました(笑)

2

2023年01月27日

タレは醤油のキレと液状背脂と黒胡椒の効いたパンチのある濃厚甘辛味。
味は店主出身の二郎横浜関内譲りですが、こちらのお店では麺とタレを予め混ぜてからトッピングを乗せているようです。
麺はオーション使用でうねりのある自家製低加水平打太麺。
太さは二郎標準くらいですが、ゴワポキの食感で、以前よりもパワフル。
ラーメンよりも長めに茹でてモチ感を出すと、よりタレとの絡みが良くなります。
付属トッピングは神豚と呼ばれるフワホロの極厚バラロールが2枚とフライドオニオン。背脂塊も欲しかった。
味もスタイルも元祖汁なしの横浜関内を踏襲しているので、ヤサイや卵黄以外にも紅生姜、ニラキムチ、白髪ネギ、干海老、トロロ、納豆、粉チーズ、カレー粉、マヨ、ラー油、酢など、お好みの追加トッピングや調味料が楽しめると思います。

3

2023年01月27日

スープは店主出身の横浜関内譲りの甘旨乳化豚骨醤油で、液状背脂も浮いており、豚の旨味と生姜の効いたド濃厚な味わい。
初心者さんはしょっぱく感じるかもしれませんが、二郎直系系列では普通レベルの塩分です。
そもそも二郎は塩辛くて当たり前の食べ物なので、ヤサイは最低限乗せましょう。
麺はオーション使用でうねりのある自家製低加水平打太麺。
太さは二郎標準くらいですが、ゴワポキの食感で、以前よりもパワフル。
スープとの絡みと吸い上げも良く、全てが抜群の逸品。
ブタはスープと別包で、神豚と呼ばれるフワホロの極厚バラロールが2枚。
スープに浸して水分を吸収させるとより実店舗同様のフワホロ食感が再現出来ます。
またヤサイもシャキ茹でにすると実店舗の再現度が増します。
オープン当時は横浜関内によく似ていましたが、現在はより濃厚なイメージになっています。
ここはアブラ増しの背脂塊も美味しいので付いてこないのは残念でしたが、全体的には文句無しです。

2

2023年01月27日

マフグの身はトラフグ以上の甘味がある事でも有名で、筋肉質のプリプリふんわりとした弾力も魅力の1つです。
噛めば噛むほど甘味と旨味が溢れ出るので、じっくり噛んで余す事なく味わいましょう。
またラーメン然とするように敢えて濁りを出したという軽い白濁色のスープは、出汁としては節や煮干のような分かりやすい磯の風味こそありませんが、
他の白身魚よりもイノシン酸とグルタミン酸の旨味成分が多く、ゼラチン質が溶け出したまろやかな口当たりも特徴的です。
ここに羅臼昆布も加えた上品で濃厚な旨味が味の中心を担っています。
麺はくろ㐂お馴染みの瑞々しいツルモチ手もみ中太麺。
啜りやすく噛みやすい最適な長さにカットされているので、こちらもしっかり噛んで麺自体の味を堪能します。
麺が終わったらご飯を少し加えて雑炊に。このスープを残してしまうのは勿体ないです。
フグ出汁のラーメンは今や珍しくもなく色々なお店で頂きましたが、
フグの種類や組み合わせ、炊き方、使うカエシなどで同じフグのスープでもガラっと味が変わってくるので、
機会があれば色々と食べ歩いてみるのも楽しいと思います。

0

2023年01月27日

スープは人参と玉葱の甘み香りに満ち溢れたあまうまポタージュ。
塩味の刺激はなく、優しくもしっかりとした甘味に包まれています。
麺は平打の中太ストレートで、パプリカが練り込まれた鮮やかなビタミンカラー。
タリオリーニのような太さと形状で、ツルグチの食感も生パスタを連想させます。
付属トッピングはミニトマト、ブロッコリー、黄パプリカ2切、さつまいも2切。
柚子胡椒は辛味と塩味が甘口のスープにアクセントを与えますが、スープに溶かすと味が戻せなくなるので、気になる方は麺に少しずつ直接付けて食べるとよいです。
とにかく味の構成が見事の一言で、ただの野菜ポタージュと違い、魚介類との繊細な組み合わせにより整えられた高度な造りとなっています。
仏伊料理の元シェフとしては痺れる構成です(笑)
野菜好きな方は勿論、欧米人や舌の肥えたグルメな大人にも刺さるハイクオリティな一杯だと思います。ジャンク嗜好だとどうかな〜・・・

0

2023年01月10日

スープは豚鶏白湯に煮干を上乗せした、まろやかなニボニボタイプ。
手羽やモミジなど大量の鶏ガラによるゼラチン質たっぷりのねっとりとした白湯は丁寧に濾されており、ザラつきはなく非常に滑らかな口当たり。
そこに背黒中心の苦味、塩味、旨味、風味が交わり、ビターでまったり且つキレのある煮干感満載の超濃厚な味わいに作り上げられています。

麺は全粒粉入りの多加水角刃太麺。
まず冷たく締めた麺だけで頂くと、その香りと甘味、もっちりとした食感が楽しめます。
次に熱いスープに浸す事で、対比効果により麺の甘みが更に際立ち、味、香り、食感の変化を感じる事が出来ます。

付属トッピングは厚切りのバラスライスチャーシューが1枚。
食感は非常に軟らかく、醤油ダレでコク深く味付けされています。煮干系では人気のタイプですね。

煮干つけ麺としてはエグみも抑えられており、ニボラー的にはマイルドな部類です。
ただ宅麺商品内では上位クラスのニボニボなので、大人向けというか、初心者さんやお子さんだと、苦い、しょっぱい等クセを強く感じるかもしれません。

4

2022年12月27日

スープは丸親鶏からとった透き通る淡麗鶏清湯。
塩味は穏やかですが旨味は強く濃厚で、鶏油が更に深いコクを与えています。
また鶏と海老のミンチ及び加熱された長葱も含まれており、旨味と風味がブーストされています。
麺は加水率高めの角刃細麺。
多加水麺特有のつるつる滑らかな麺肌とシコシコとした弾力にしなやかな伸縮性もあり、スープと抜群の相性を見せます。
付属トッピングはシャキシャキで塩味酸味のしっかりとした太メンマに、
小ぶりながら厚みのある豚バラチャーシューが1枚。軟らかく煮込まれ、香ばしく焼かれた醤油ダレの味わい。
あといつも間違えていますが、説明文の「類稀に見る」という慣用句は無いので、「類稀な」か「稀に見る」に変えたほうがよいです。

1

2022年12月21日

スープは鶏、豚、昆布、魚節、煮干の無化調醤油清湯。
醤油のコクとキレに香味野菜の清涼感も伝わる、香り高いバランスのとれた味わい。
麺はライ麦入りの自家製で、ゆめちからのモチモチ感が活きた角刃中ストレート。
こちらも香りが良く、小麦の甘味がギュッと詰まった屈指の逸品。
付属トッピングはビターな味わいのコリコリメンマと、チャーシューは低温調理の肩ロース、粕漬を吊るし焼きしたモモ、スープで軟らかく炊き香ばしくグリルしたバラの絶品3種類。
今年6月に味の全面リニューアルが行われ、以前より煮干がほんのり主張し、またチャーシューに肩ロースが加わりましたが、
スープ、麺、チャーシューと全てにおいて最高ランクの逸品である事に変わりはなく、
宅麺内でも春木屋、勝本、多賀野、よろゐ屋に並ぶ東京ラーメンの代表格という評価は揺るがないと思います。

6

2022年12月21日

スープは豚骨ベースに鶏油を加えたまろやかなベジポタで、ニンニクの香りと野菜の甘み旨みが活きています。
塩味はつけ麺にしてはやや薄めに感じるものの、単体で飲むとそれなりの塩気が分かります。
油分は控え目なので、ベジポタらしく後味はあっさり。また量がラーメンスープ並みにたっぷりと入っています。

麺は浅草開化楼がつけ麺用に開発した角刃太麺。
ラーメン同様、プロが選んだベストな長さとベストな太さのブランド麺で、加水率高めのツルポク食感。
茹で前150gと、こちらは多過ぎず少な過ぎずの程よいボリューム。

付属トッピングはInスープで、表面を香ばしく焼いた脂身の少ない厚めの軟らかバラスライスチャーシューが1枚。

今回は昼にとったスープのようでややサラっとしていましたが、葫のスープは夜になるにつれ濃度が増すので、ロットによってドロつきに違いはあるかもしれません。

2

2022年12月12日

スープはクリアに澄んだ鶏清湯で、魚介もほんのりと香ります。塩味に角はなく、超あっさりながら旨味には厚みがあります。
麺は卵不使用のしなやかな角刃細麺で、伸びにくくコリコリとした食感。
トッピングはスッキリとした味わいの角材メンマと香ばしく焼かれた厚切りバラチャーシュー。
函館ラーメンといえばあの有名なお店が浮かびますが、そことは一味違った独自色と美味しさが詰まっています。

2

2022年12月12日

スープは白味噌と麦味噌の甘味に豆板醤の塩味と辛味が調和し、ややスパイシーな味わい。またラードも表面を覆い、熱々のまま頂けます。
麺は多加水角刃縮れ中太卵麺で、熟成感のあるプリプリとした食感。
トッピングはたっぷりの挽肉とコリコリの細切りメンマ。
けやきはすみれと並ぶ札幌ラーメンの超有名店なので、何らかの形で食べた事のある方も多いと思います。

0

2022年12月12日

ベースは豚と魚介のWスープを鍋で焼く純すみスタイル。
合わせ味噌と挽肉玉葱のあまうま味ににんにくと生姜も効いており、香ばしいマー油やスパイシーな山椒もアクセント。
更にプリトロの背脂も表面を覆い、最後まで熱々の状態で頂けます。
麺は麺屋棣鄂の多加水熟成角刃平打ち縮れ中太玉子麺。
札幌ラーメンの特徴的な黄色い短尺麺で、しっかり噛んで味わうタイプ。
トッピングは角煮風の厚切りバラブロックが1つにミディアム食感の角材メンマ。
純すみ系を食べた事のある方ならお馴染みの味噌味だと思います。その中でもやはり背脂が特徴的ですね。

0

2022年12月12日

出汁は鶏ガラと節と玉葱のみの継ぎ足し炊かれた清湯で、表面にはうっすらとラードが張られており最後まで熱々。
カエシはキリッとした醤油返しで、塩分は控えめのスッキリとした味わい。
出汁と別パックになっており、両者を合わせるとあっさりながらコクのある醤油スープへと仕上がります。
麺は多加水の角刃手揉み縮れ細麺。博多麺の切刃番手に近い極細麺で、鹸水が少なく、極細麺では独特のプリプリとした食感は釧路ラーメンならでは。
旭川ラーメンとの最大の違いはこの麺にあると思います。
付属トッピングは醤油の深みがあるコリシャキ食感の細メンマと、濃い口に煮込まれたバラと肩ロースの厚切りチャーシュー。
中華そば感のあるあっさり醤油ラーメンで、個人的にはモロ好みです。
先月行った北海道研修ツアーでも伺ったばかりでしたが、好きなので宅麺でも買ってしまいました(笑

3

2022年12月12日

メニュー名から分かる通りケンチャンラーメンのオマージュのようで、本家は動物系と煮干のWスープですが、こちらは煮干を前面に出しています。
背脂&煮干の構成は燕三条系にも似ていますが、こちらは煮干の苦味やクセを抑えたライトなもので、
ケンチャンオマージュらしく醤油の強い塩味に甘味酸味も伝わる比較的あっさりとした背脂煮干醤油清湯となっています。
麺は全粒粉使用の多加水手揉み縮れ平打太麺。背脂煮干と極太麺は燕系でも見られる定番の組み合わせですね。
ツルモチでコシが強く、しなやかで熟成麺特有の濃厚な味があり、ピロピロとした不規則な捻れがスープをしっかりと持ち上げてきます。
トッピングはInスープのバラロールチャーシュースライスが1枚で、こちらは本家と別タイプ。
あと説明文の「去ることながら」→「然ることながら」
です。

2

2022年12月12日

スープは塩ベースながら醤油も下支えとなっている、煮干しも効いたクリーミーでまろやかな鶏白湯。
あっさりしつつも焦がしラードの香ばしさとコクがあり、札幌ラーメンっぽさを演出しています。
麺はさがみ屋製麺のややワイド型な多加水中細麺。もちプリ食感で、胚芽の風味も感じられます。
付属トッピングは軽く炙られたホロホロに軟らかいバラロールチャーシューと、ゴリゴリ食感のメンマ。
札幌の地域性も感じられる、個性的な鶏白湯ラーメンです。

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2022年12月12日

味自体は普通に美味しく、大量の白胡麻で原価がかさむのも分かるのですが、
大将直伝の完全レシピではなく、イメージレシピで宅麺が作ったコピー商品という事も考えると、
この内容に対してこの高価格はあまり見合っていないというか、コストパフォーマンスはやや低く感じてしまうかなぁというのが正直なところです。
ちばからだから・・・というバイアスが良くも悪くも働いてしまうかもしれません。
あと余計な事ですが、説明文の「類稀に見る」は2つの慣用句が混ざっているので、「稀に見る」に修正したほうがよいと思います。

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